食物アレルギーについて、ハウス食品グループがお伝えしたいこと ひとつのお鍋で、家族をひとつに。

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赤城智美さんコラム

食物アレルギーについて、赤城さんご自身の経験をもとにさまざまなエピソードをご紹介します。

コラム Vol.23
法事の食事、
結婚式の食事

ウナギの白焼き、小皿に天塩、片栗の衣で揚げたフキノトウの天ぷら、ゆずの皮と三つ葉を浮かべた吸い物、塩むすび、短冊に切った海苔、芋がらの煮物。

ひいおばあちゃんの13回忌に集まった7人の親類のうち5人は食物アレルギーがあって、全員が食べられないものを並べると、卵、乳、小麦、鶏肉、八角、キウイフルーツ、トマト、ソバ、柿。それらを確認し、ウナギ屋さんに事情を話して冒頭の献立をお願いして食事をしました。3歳、4歳、12歳の子どもと大人たちの質素で楽しい食事会でした。

それから何年かして友達の結婚式に呼ばれました。食物アレルギー用の特別メニューをわざわざ用意してくれたと聞いて、子どもはやや興奮気味に列席しました。白身魚の塩焼き、ズッキーニとカモの蒸しもの、九条ネギのあぶり焼き、シイタケと銀杏の串焼き、根菜の酢味噌仕立て、レタスとつまみ菜のジュレサラダ。

素敵な結婚式が終わって式場を後にすると「法事のご飯が食べたかったなあ」と子どもは小さな声で囁きました。「そんなこと言わないの」とたしなめたものの、無理もないとも思いました。半分は我が家の定番と同じだったからです。「安全」で簡単に手に入る材料で「アレルゲンを含まないもの」を選びつつ、季節の食材を選ぶと、なんとなくいつもの感じになってしまう。子どもはそのことに時々飽きてしまうのだろうと感じていました。華やかな場だからこそ、アレルギーのある子どもにも食べる楽しさを味わってほしい。みんなの知恵と工夫でクリアしたい課題です。

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