ハウス食品グループ本社では、「品質を重視する組織風土を醸成する」取り組みとして2018年より≪プロフェッショナル表彰制度~現場の凄さ~≫を行っています。
この制度は品質保証の土台が現場の地道な努力の継続にあり、非常に大切であるという思いのもと、日々工夫や努力を重ねる現場に、この思いが伝わるよう現場に赴き、感謝の気持ちを伝え、更なる品質を重視する風土醸成を目的としています。
ハウス食品グループのものづくりに関わる現場を対象に、品質に対して地道な継続や大きな変化への対応をとった社員・組織を表彰しています。エントリーは周囲から推薦を受けた社員を選出します。
対象事業会社
ハウス食品、サンハウス食品、サンサプライ、ハウスあいファクトリー、ハウスウェルネスフーズ、壱番屋、ギャバン、マロニー、デリカシェフ、ハウス物流サービス
実際の作業を見てインタビューを行い、品質保証につながる難しさやノウハウ、それを継続する想いについて「現場の凄さ」を確認します。一見何気なく行われている作業の中にも難しさやノウハウを求められるものがあり、作業を継続することで精度やスピードが上がると共に、品質の維持・向上が実現できています。
現場での確認結果をもとに、表彰委員会で受賞者を選定します。
受賞結果は、ハウス食品グループ本社役員、事業会社社長が参加するグループ品質保証会議の場で紹介しています。
表彰式では、グループ本社役員が現場へ足を運び、受賞者本人へ直接感謝の言葉を伝えています。地道な継続に対して会社が目を向けることにより、現場のモチベ―ション向上・品質を重視する風土醸成をはかっています。
表彰結果は、グループ社内報や社内ニュースサイトに掲載されます。グループ内で共有することで、食品メーカーとして、ものづくりの大切さを再認識しています。
ハウス食品グループでは、品質保証に関することや、食品会社として理解しておきたい“食”に関する知識と見識を深めるために、学習の機会を設けております。最近ではオンラインを利用して、グループ各社の社員が同時に受講が可能な学習会も開催しております。
お客様に信頼いただける商品情報をお届けするために、専門的知識の理解や最新情報の収集を目的として、学習会を実施しております。
ハウス食品グループでは、様々な分野の専門家の方をお招きして、食品会社としての知識を広げられる場を設けています。
◆食品のリスクコミュニケーション~なぜ難しいのか~
・講師:公益財団法人食の安全・安心財団理事長 唐木英明氏
◆食品表示検定初級対策学習会
・講師:食品表示検定協会認定講師
◆食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度について
・講師:消費者コンサルタント 森田真樹氏
◆事業者が知っておくべき、食品・健康食品の表示ルール
・講師:日本広告審査機構(JARO)審査部・野崎佳奈子氏
以下の写真は外部講師を招いて学習会を実施した時の様子
(オンラインでの開催にもチャレンジしました。)
入社2年目の社員(キャリア採用も含む)を対象にモノづくりの基礎、ハウスの品質へのこだわりについて、独自に制作したプログラムで、学習を行っています。
HACCPの危害分析が実践できる人を育成するために、外部講師とともに現場に赴き学習を行っています。
各事業所、各部門などで学習プログラムを設計して、実施しています。