人と経営について「社の事業は人が生み出し、社の価値は人が創造する」と考えています。
社員の目標・成果を明確にすることにより、社員の能力開発・公正処遇を通じてチャレンジングな組織風土を醸成することを目指しております。
役割成果主義を基本的な考え方とし、「仕事の特性や期待される役割に応じた評価・処遇の実現」、「自ら考え、自らチャレンジする風土醸成」、「能力、成果、市場価値に見合ったやりがいのある処遇の実現」をねらいとした各制度となっています。
仕事の特性、期待される役割によって職群別に資格等級を設けています。管理職層をL職群(リーダー)とし、一般社員層をE職群(エキスパート)とC職群(クリエーター)としています。E職群はある一定の職務領域の中で技能や知識を習熟し業務の効率化や品質の向上を追求していくのに対し、C職群は幅広い仕事領域、専門分野で、より広い視野で創造性を発揮して変革に挑戦していく職群になります。
E職群からC職群への転換を希望する者を対象に職群転換制度を設けています。原則として年1回認定を行っております。
評価は、仕事の業績に対する評価である「業績評価」と、プロセス行動に対する評価である「行動評価」の2つの要素から構成されており、2つの要素で評価をしています。
仕事をする上で求められる行動や姿勢を10の行動要素に表し、行動部分を評価する仕組みを導入しました。また、マネージャー層には行動部分について上司・部下の360度から評価する「多面評価制度」を導入しており、マネジメント力の開発、組織の活性化、公正評価の実現を図っています。
社員区分や職群毎に求められる役割に対応した報酬水準・体系であり、評価に応じて公正に処遇するメリハリのある制度となっております。
人事考課等の要件を満たした非正規社員を対象に正社員への登用審査を年に1回実施しています。
その条件・審査項目については、就業規則の正社員登用細則として公表し、公正な機会を設けています。
※正社員登用者数(人)
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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正社員登用者数(人) | 12 | 10 | 14 |