中期計画について

2024年4月よりスタートした第八次中期計画 では “「食で健康」クオリティ企業への変革<第二章>グローバルなバリューチェーン(以下「VC」)構築による成長” をテーマに掲げ、グローバルにVC体制を構築し、将来に向け更に成長できる礎を築くと同時に、資本コストを意識した経営に向けてROICを導入するなど、バランスシート視点での意識改革と経営指標の改善に取り組んでまいります。

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第八次中期計画概要

全体像

当社はグループ理念(ありたい姿、To Be)に近づくための行動計画(To Do)と位置づけて中期計画を策定しております。第八次中期計画は「食で健康クオリティ企業への変革<第二章>グローバルなバリューチェーン(以下「VC」)構築で成長をめざす」を大テーマとして定め、「お客様」「社会」「社員とその家族」それぞれに対して重点テーマを設けて、グローバルにプレゼンスのあるクオリティ企業に向けた変革を推進してまいります。

立ち位置

第八次~ 第九次中計の6年間は、グループ会社が共創して「力」を発揮できるVC体制を構築し、将来に向け更に成長できる「礎」を築くステージと位置付けています。

連結数値目標

連結目標

経営指標

お客様に対して

「バリューチェーンをつなぎ、新たな価値を創り、グローバルに『食で健康』を届ける」ことをテーマに取り組みを進めてまいります。

取組テーマ

第八次中計KPI

社会に対して

ハウス食品グループ長期環境戦略2050を策定。
第八次中計では「気候変動への対応」「資源循環社会の実現」を重点課題とした活動に注力いたします。

取組テーマ

第八次中計KPI

社員とその家族に対して

ダイバーシティをグローバルなVC構築の強い推進力に変換すべく、取組を進めてまいります。

取組テーマ

第八次中計KPI

財務資本政策

資本コストや株価を意識した経営の実現に向け「ROICマネジメント導入」「資源配分の明確化」「IR・SR活動の強化および株主との価値共有を高める仕掛け」に取り組んでまいります。

①ROICマネジメント導入(当社グループの定義)

  • ROIC(全社)を「事業ROIC」と「事業性資本割合」に分解し、それぞれの指標を改善していくことでグループ全体の資本収益性向上をめざす

当社グループのROIC定義

①ROICマネジメント導入(ROIC推移イメージ)

  • 第八次中計は成長分野への投資継続の為、事業ROIC改善は限定的も非事業性資本の縮減をより推進
    することで事業性資本割合を大きく改善させ、ROIC(全社)の向上を目指す
  • 第九次中計は成長分野への投資が一巡。投資から生み出される本業の資本収益性(事業ROIC)向上に
    よりROIC(全社)の更なる向上を図る

②資源配分の明確化

  • 第七次中計に引き続き、グローバルなVC構築による成長加速の為の投資へ資源を重点投下
  • 政策保有株式の更なる縮減、株主還元強化により資本効率の改善を図る
  • 一部成長投資に関しては有利子負債による外部資金調達を活用

八次中計資源配分(壱番屋除く)

②資源配分の明確化(新利益配分方針)

新利益配分方針について

③IR・SR活動の強化、株主との価値共有を高める仕掛け

  • IR・SR活動の強化を通じて資本コスト低減をめざすとともに、株主の皆様との価値共有を高める仕掛けを充実させ、企業価値向上につなげていく

IR・SR活動の強化

  • 多様な対話機会の設定
    (各種説明会、現地視察etc)
  • IR・SR活動を通じた中長期視点の対話強化
  • HPや各種開示文書による情報開示の充実
アナリスト米国事業
新ライン視察(23年9月)
開示情報の充実
(例:決算短信補足資料の拡充)

IR・SR活動の強化

  • グループ内決算説明会の継続開催(2021年~)
    • 社長が登壇。業績に関心を持ちオーナーシップを高めるよう社員に呼び掛け
  • 従業員持株会制度の拡充
  • 役員報酬制度の改定
    • 中長期インセンティブ、株式報酬割合の向上
グループ内決算説明会