共働き子育て家庭の平日の夕方は、とにかく慌ただしい時間帯。仕事の頭を家庭モードに切り替えながら、その合間に「今夜は何を作ろう」と頭のなかで献立ミーティングが始まります。できれば手早く、でもちゃんとおいしく、ついでに野菜も食べてほしい……と理想を膨らませながらも、なかなか思うようにできず、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 そんな共働き世帯の皆さんに紹介したいのが、「味付カレーパウダー」です。この記事では「味付カレーパウダー」のおすすめの活用法や開発秘話をご紹介します。

仕事を終えて家に着くと、洗濯やお風呂掃除、宿題の見守り、翌日の保育園や学校の準備など、待っているのは山のような家事・育児。あっという間に過ぎる時間のなかで、夕食づくりは特に負担の大きい家事のひとつです。
献立を考える体力が足りず、毎日仕事や家事で頭をフル回転させているからこそ、夕食づくりくらいは考えずにできるくらいがちょうどよい――料理の好き嫌いに関係なく、誰しもそんな思いを抱いた経験があるのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、さっとひと振りで味が決まる味付カレーパウダーです。顆粒で溶けやすく、下味にも仕上げにも使え、迷いなく「おいしい」に着地できる。子どもが苦手に感じやすい野菜の青みや魚のにおいも、やさしい甘さとスパイスの香りが家族みんなのひと口を後押ししてくれる。
味付カレーパウダーは「手軽においしい料理を作りたい」「毎日の献立がマンネリ化しがち」「仕事で疲れて、料理する気力がない」といった悩みを持つ共働き世帯の負担を、そっと軽くしてくれる救世主です。

味付カレーパウダーには、バーモントカレー味とジャワカレー味の2種類があります。バーモントカレー味は、親しみやすい風味のバーモントカレーをベースにしたマイルドな味わいが特徴。子どもの口にも合いやすく、メニューのレパートリーが増やせます。もちろん大人の舌にもなじむコクがあるので、家族で同じメニューを食べられるのが嬉しいポイント。
肉や魚の下味に使えば臭みをおさえてくれたり、炒め物に振りかけて香り付けしたり、ポテトサラダやゆで卵に混ぜて定番メニューを少し特別にしたりと、これ1本で幅広く応えてくれるので、平日のキッチンに迷いが生まれません。
平日のキッチンに欲しいのは「迷わないこと」と「すぐできること」。味付カレーパウダーは、その両方をひと振りで叶えてくれます。その具体的な強みを、3つの視点からご紹介します。
帰宅直後の頭は、正直フル回転できません。そんなとき、しっかり味が決まった味付カレーパウダーを使えば、塩・砂糖・しょうゆなど調味料の配合を考える手間がゼロに。下味にも仕上げにもそのまま使えて、顆粒がすっと溶けて全体に行き渡るので、“迷う時間”が丸ごと消えます。
スーパーに立ち寄れない日ほど、味付カレーパウダーの真価が発揮されます。玉ねぎやピーマン、もやし、きのこ、卵、ツナなど、冷蔵庫に余りがちな食材を味付カレーパウダーで炒めるだけで、“ちゃんとおいしい”一皿に早変わり。調味料をいくつも出さないから洗い物も少なく、帰宅後の30分が軽くなります。
味付カレーパウダー〈バーモントカレー味〉は、辛さ控えめで果実由来のまろやかな甘さが、野菜の青みや魚のにおいをやわらげます。野菜や魚嫌いの子どものひと口を後押ししてくれるので、好き嫌いの解消にひと役買ってくれることも。食べられる経験が増えることで食卓の選択肢が広がり、家族の「おいしい!」が自然と連鎖していきます。

味付カレーパウダーに込められているのは、ハウス食品に脈々と受け継がれている「子どもがいるご家庭の幸せに役立つ」という想い。共働き世帯が増えている昨今だからこそ、慌ただしい食事づくりの最中でも振りやすく、加熱中の料理にもすっとなじむ操作性を考慮して顆粒状に仕上げられています。
当時と現在の開発担当者に、味付カレーパウダーの開発秘話を伺いました。

ーこの商品を開発しようと思ったきっかけは何ですか?
きっかけは、企画経験のなかった研究職チームに与えられた「スパイスを使った調味料」というお題でした。そこで私たちが目を向けたのは、忙しい毎日のなかで家族の食卓を支える“共働き世帯のママ”たち。
調査を重ねるなかで見えてきたのは、週の後半になると冷蔵庫の残り物でなんとか夕食を整えるお母さんたちの姿。「これ、何料理って言えばいいんだろう?」とつぶやく“名も無きメニュー”こそ、家族の工夫と優しさが詰まった一皿でした。
そんななか、「子どもが食べムラを起こしてなかなか食べてくれない」「レパートリーが限られてしまう」といったお悩みも。日々のこうした悩みを、スパイスの力で少しでも軽くできないか__。そんな想いから、このプロジェクトが動き始めました。
ー開発中に特に苦労した点や、印象に残っているエピソードを教えてください。
自由度が高すぎたため、企画をどう進めるかという点に苦労しました。
最も印象的なエピソードは、働くお母さんの苦労を知るために1週間妻と生活を完全に交換し、家事を体験したことです。献立を考える大変さだけでなく、子どもが“名も無きメニュー”(挽き肉ともやしの炒め物など)を食べてくれないと、洗い物や寝かしつけなど全ての家事が遅れ、疲れが週後半にピークに達するという、「家事は全て繋がっている」という現実を身をもって痛感したことです。
ーこの商品を通して、お客様にどのような体験や気持ちを届けたいですか?
働くお母さんが「ちょっとしんどいときに、安心して頼れる1本」になることを届けたいです。これ1本で味が決まり、食材や調理法を選ばず子どもが食べてくれるメニューレパートリーが増えることで、子育て中の共働き世帯の生活リズムを良くし、気持ちに余裕を持てるようなお手伝いができればと考えています。
子どもが喜ぶ具体的な活用例としては、余った冷凍ごはんと残り物で作る「土日のお昼のカレーチャーハン」や、そのまま付け塩としてフライドポテトやゆで卵、天ぷらに使うという方法があります。また、社内ではお父さんが料理をつくるきっかけになり、レパートリーが広がるという嬉しいお声もいただいています。
ー味付カレーパウダー〈バーモントカレー味〉が、忙しいパパ・ママに愛されている(必要とされている)ポイントは何だと思いますか?
愛されているポイントは、これ1本で味が決まるので、冷蔵庫にある余り食材で簡単に一品作れるという点です。また、多くの方が慣れ親しんでいるバーモントカレーの風味なので、野菜や魚などお子さまが苦手な食材でも「おいしく食べてくれた」といった声が寄せられています。育児に仕事に様々なことを頑張るパパ・ママのお助け調味料としてご活用いただければ幸いです。
また、味付カレーパウダーは発売から10年以上経ちますが、2025年8月にフレッシュアップ。時代とともにカレールウの風味が磨かれていくなかで、粉末でもバーモントカレーらしさがしっかり感じられるよう改良されました。
ー時代やトレンドに合わせて、どのようなところを工夫しましたか?
時代に合わせてルウカレーの風味も変化していく中で、今回の改良にあたり、ルウカレーのバーモントカレーらしさをより強調するような工夫を行いました。特に、バーモントカレーならではの果実感を由来としたまろやかな甘さを際立たせる改良を施しました。
ー商品に込めた特別な想いを聞かせてください。
現在のニーズに合わせて風味や訴求表現(コピー)を改良しつつも、「子どもがいるご家庭の幸せに役立つ」という開発当初の想いは大切に残しています。具体的には、これを使うことで「子どもが食べてくれるメニューレパートリーが増やせる」というベネフィットを最も大事にしています。
共働き世帯が平日の夕食づくりに求めるのは、とにかく手間を増やさないこと。味付カレーパウダーは、炒め物、蒸し焼き、トーストや丼ものなど、ワンパン・ワンボウル調理と相性が抜群です。ここでは、冷蔵庫のいつもの食材で、手早く・失敗しにくく・飽きずに回せる使い方を中心に、おすすめの活用レシピをご提案します。

10分ほどでぱぱっと作れる時短レシピです。豆腐とツナで手軽にたんぱく質を補える、プラス一品にもぴったり。カレーパウダーとチーズは豆腐と相性抜群で、木綿豆腐または水切り豆腐を使うと水っぽくなりにくく、仕上がりがよくなりますよ。
(2人分)
・木綿豆腐:150g×2個
・ブロッコリー:4房(60g)
・ツナ水煮缶:1缶(70g)
・マヨネーズ:適量
・カレーパウダー:適量
・とろけるスライスチーズ:2枚

味噌カレーの風味が食欲をそそる、ちゃんちゃん焼き風の一品です。鮭でしっかりたんぱく質が摂れ、魚が苦手なお子さんでも食べやすい味つけに。野菜やきのこも一緒に摂れるので、バランスのよいおかずになりますよ。材料をすべてフライパンに入れて蓋をし、一気に蒸すだけの手間いらずレシピです。
(2人分)
・生鮭:2切(200g)
・キャベツ:1/4個
・にんじん:1/4本
・もやし:1袋
・しめじ:1袋(100g)
(A)合わせ味噌:大さじ2
(A)砂糖:大さじ1
(A)みりん:大さじ1
(A)酒:大さじ1
・オリーブオイル:大さじ1
・カレーパウダー:小さじ1
・小ねぎ:適量

ひき肉をこねたり丸めたりする工程を省いた、カレーロコモコです。キーマカレーのような味で、ごはんが進みますよ。このレシピもフライパンひとつで作れるので、時短になり、洗い物も少なく済みます。
(2人分)
・合いびき肉:200g
・たまねぎ:1/2個
・サラダ油:大さじ1
・すりおろししょうが:小さじ1/3
・すりおろしにんにく:小さじ1/3
(A)カレーパウダー:小さじ1/2
(A)ケチャップ:大さじ2
(A)中濃ソース:小さじ1
・卵:2個
・ベビーリーフ:お好みで
そのほかのレシピはこちらも参考に▼
https://housefoods.jp/products/special/currypowder/recipe.html

食事づくりで味付カレーパウダーを使うと、実際どのような変化が起こるのでしょうか。使用した方からは、「使う前はほかにも調味料が必要なのでは?と思っていましたが、本当にこれ1本で済むのに驚きました」「子どもに次からこれにして!と言われました」「偏食気味の子どもも食べてくれました」という声が上がっていました。
Xでも「カレーの美味しさがこれ1本に詰まってて何にでも合うので重宝する」「味付けが必ず決まる」といった口コミがあります。
具体的には、帰宅後の段取りが「切る→熱する→ひと振り」に短縮され、調理開始から主菜や主食が決まるまでがスムーズになり、洗い物も減って、家族が早くテーブルに座れるようになります。
やさしいカレー風味で完食が増えれば、残飯が減るので片づけも楽に。なにより「これ1本あれば何とかなる」という安心感が、買い物に寄れない日や気力が落ちる日の支えになるのではないでしょうか。
味付カレーパウダーは、特別な日のごちそうのためではなく、ふつうの平日を支えるための1本です。献立が浮かばない夜も、買い物に行けない夕方も、家族が少し疲れている日も、冷蔵庫にあるものでちゃんとおいしい一皿に導いてくれる。
作る人の肩の力を抜き、家族みんなが同じ味を囲めるように整えてくれる。それが、味付カレーパウダーの役割です。
完璧である必要はありません。できる範囲で、無理のない段取りで、家にある材料で。1本の“決め手”があれば、食卓はきちんと回ります。味付カレーパウダーで、今日のごはんが少しでもラクに、少しでも楽しくなりますように。
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