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2024年9月5日、ハウス食品グループ研究陣が公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会2024年度逸見賞※を受賞しました。
混入が予想される昆虫類についての幅広い検討、実用性の高い技術であり、食品工場における混入防止対策が高まることが期待されることを評価いただきました。
今後も⾷の安全・安⼼を⽀える技術の研究を進めてまいります。
※缶詰産業の技術向上を目的として、前年度に缶詰時報並びに関係学術誌等に発表された缶詰・びん詰及びレトルト食品などに関係のある研究報文の中から功績のあった研究に対し贈られる賞
ハウス食品グループ本社はこれまでの食物アレルゲンの分析技術に関わる「PCR による食物アレルゲン検査法の開発」「公定法化」「市販キット化」の活動に対して、公益社団法人 日本農芸化学会 2024年度東京大会（創立100周年記念大会）にて農芸化学技術賞※を受賞しました。
当社ではこれまでに、日本で義務表示となる特定原材料8品目のうちPCR確認検査の対象全6品目「小麦」「そば」「落花生」「えび」「かに」「くるみ」の検査法を開発しました。従来の検査法ではできなかった「えびとかにの区別」や「加工度の高い食品での微量の小麦の検出」などができるようになり、食物アレルゲン分析精度の向上を実現しました。
これらの検査法は、日本の公定法として消費者庁通知に収載されております。また、検査技術のライセンス先である株式会社ファスマックを通じて、一定品質の試薬キットを用いて信頼性の高い食物アレルゲン検査を実施できる「市販キット化」を行ってきました。これら一連の取り組みとそれを通じた食物アレルギー患者の食の選択の幅を広げることへの貢献が評価され、今回の受賞となりました。
今後も患者･家族が安心して食を選択できる世界に貢献すべく、食物アレルギーへの取り組みを進めてまいります。
※農芸化学分野において注目すべき技術的業績をあげた正会員あるいは賛助会員に授与する。その業績は実用的価値があることを要する。
パッチワークキルトの冷凍幼児食EC事業「Kidslation」と保育園設置自動販売機による惣菜販売事業「タスミィ」が女性インサイト総研HERSTORY主催「第8回女性のあした大賞」で優秀賞（サービス部門）を受賞しました。
「Kidslation」は2023年1月からスタートした冷凍幼児食のサブスクリプションサービスです。①おいしさをキープするための冷凍食品②好き嫌いの多い子どもに合わせて多種類をそろえたEC販売③保護者の発注の負担を軽減するため定期便を導入といった３つの特徴があります。栄養バランスにもこだわり、薄型パウチにすることで冷凍庫のすき間でも収納できるようにしました。
「タスミィ」は保育園に設置した自動販売機で惣菜を購入できるサービスです。パウチのまま電子レンジで温めるだけで調理できる商品を取り扱い、現在は関東を中心に展開しています。通園されている保護者や保育園で働いているスタッフの方に重宝いただいています。
「離乳食は普及しているが、幼児食がなくて困っており、もっとこの事業が広がってほしい」という働くママからの切実な声が集まったこと、開発者のパパのワンオペの苦労体験から生まれたことも共感を呼び、強い推薦をいただきました。
ご利用いただくことで家庭の温かい時間を増やしていただけるよう、今後もサービスを日々成長させ続けていけるよう努めてまいります。
受賞の詳細はこちらから 女性インサイト総研HERSTORYについてはこちらから Kidslationについてはこちらから
2023年1月9日、ハウス食品グループ「咖喱屋カレー」などの製品で採用しているレンジ対応パウチが「WorldStar Award 2023」を受賞しました。
「咖喱屋カレーレンジ対応パウチ」は、東洋製罐株式会社と共同で開発、実用化しました。
レンジ調理時に発生してしまうパウチの穴あきに対して新素材を採用し、耐熱性フィルムを追加せず、プラスチック使用量を抑えながら、穴あきを防ぐことに成功しました。この技術は、レンジ調理の更なる普及につながることが期待できます。調理方法が湯煎からレンジ調理に代わることで、加熱時間が大幅に短縮、CO2排出量が約80％削減できるため、環境負荷低減に貢献できます。また、開封時にまっすぐ切れるような独自の加工をパウチに施しているため、お客様の使い勝手向上にも寄与しています。
今後もお客様や環境に寄り添う製品を創出し続けていきます。
ハウス食品グループ本社は、多様な製品で災害時のフェーズごとに必要な栄養への対応と、備えとしてのローリングストックの提案に取り組んでいることについて、2023年4月12日、「SDGs・災害食大賞©2023」（主催：一般社団法人防災安全協会、後援：日本食糧新聞社）において、SDGs取組み部門で最優秀賞を受賞しました。 ハウス食品グループはグループ理念として「食を通じて人とつながり、笑顔ある暮らしを共につくるグッドパートナーをめざします」を掲げています。災害時でもホッとできるいつものおいしい食事で、「だれ一人取り残さない」というのが我々の想いです。
ハウス食品が発売する、料理の楽しさを通じて子どもの”食”への興味を育むスパイス付き絵本シリーズ『わくわくスパイストリオのだいぼうけん』が2022年9月21日、第16回キッズデザイン賞（主催：キッズデザイン協議会、応募点数：383点）において経済産業大臣賞を受賞しました。
『わくわくスパイストリオのだいぼうけん』シリーズは、様々なことに好奇心が強くなる小学校低学年のお子さま向けの「食育体験ができる絵本」です。子どもの頃に「食に関する良い体験」をすることで、子どもの心に温かい思い出として残れば、大人になっても「食」への関心が薄れにくいのではないかと考え、お子さまに馴染み深い「絵本」を通したコミュニケーションに着目しました。
2022年4月26日、エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会主催の優良事業者表彰式が開催され、ハウス食品は国土交通省海事局長賞を受賞しました。
ハウス食品では、環境負荷の低減、製品輸送のBCP＝ルートの複線化、の実現を目的にモーダルシフト（トラック以外の物流手段への切り替え）を進めています。
今回、トラック輸送⇒船舶輸送への切り替えによるCO2排出量削減が評価され、受賞の運びとなりました。
これからも更なるルートの開拓、物流そのものの効率化を目指して、取り組みを進めてまいります。
ハウス食品グループ本社 基礎研究部の研究員が「油脂中のリスク物質の新規分析法開発とその応用」の研究に対して、公益社団法人 日本農芸化学会 2021年度農芸化学女性企業研究者賞※を受賞しました。
油脂中から新規リスク物質が報告された2009年頃、正確に定量できる分析法が存在しない中、ハウス食品グループでは原材料及び製品の品質保証のため新規分析法開発にいち早く着手しました。
現在この方法は日本油化学会、及び、米国に拠点を置く、油脂、界面活性剤等に関する国際的な専門組織 米国油化学会の公定法として収載されております。また、国際協力機構主催 タイ国別研修「水産製品における食品添加物及び汚染物質に関する検査方法」において、タイ国水産局に本法を導入するために現地で技術指導を実施しました。これら一連の研究成果が評価され、今回の受賞となりました。
お客様に安全な食品をお届けできるよう、今後も⾷の安全・安⼼を⽀える研究に取り組んでまいります。
※企業において優れた研究あるいは商品開発における顕著な成果に貢献した女性正会員に授与される賞
2021年12月3日（金）、ハウス食品グループが「第70回日経広告賞」のパーパス・ESG部門優秀賞を受賞しました。
日経広告賞は1952年にスタートした歴史ある日本の代表的な広告賞の1つです。
2021年3月に、グループ全体の取り組み・想いと、事業・製品の取り組みについて「ハウス食品グループ環境への取り組み」、「レトルトのレンジ対応パウチ化の取り組み」をテーマに2週にわたり広告掲載しており、脱炭素社会に向けた取り組みを発信する企業が増えてきている中、持続可能な社会実現のために、企業としての取り組みとお客様が身近に取り組めることをシリーズで訴求したことは社会的意義が大きい、という点を評価いただきました。
今後も「人と地球の健康」を目指して、様々な取り組みを続けてまいります。