やりがいを感じられる仕組み

自ら考え、自らチャレンジする組織・風土づくりのために、社員のキャリア開発と能力開発を多方面からバックアップし、会社と個人がともに成長の喜びを実感できる組織風土を目指しています。

ハウス食品グループ人権方針はこちらから

チャレンジする風土

功績表彰制度

功績表彰制度

社に対して大きく貢献し、他の社員の模範となる行動をとった社員、または組織を表彰する「ハウス食品グループ功績表彰制度」を実施しています。
最終審査では、審査員として役員が出席する中、プレゼンテーションを実施し、最優秀者には「社長賞」が授与されています。

貢献表彰制度

社会的に意義を持った活動を行い、他の社員の模範となる行動を行った社員を表彰する「グループ貢献表彰制度」を実施しています。今までに、AEDによる人命救助や、特殊詐欺の未然防止等の案件が「金賞」として表彰されています。

チャレンジ賞

社員一人ひとりのチャレンジを後押しし、奨励する風土を醸成するため、チャレンジの大小に関わらず、「褒める」「認める」取り組みとして「チャレンジ賞」を実施しています。その中から、各社・各部署から推薦された案件について事例共有会を開催し、役員や希望した社員が参加する事で、グループ全体でのチャレンジ意識の醸成を行っています。

キャリアチャレンジ

「ありたい自分」の実現に向け、社員が自律的・主体的に描くキャリア・パスへ繋がる機会として、キャリアチャレンジを実施しています。

<オープンポジション>
チャレンジする意思のある社員を強力に支援するという考え方のもと、社員が自律的・主体的にキャリアプランを明示し、
その熱意・努力が十分であると審査にて判断した場合に、2年以内に希望のグループ会社・部署への異動を実現します。

<ジョブポスティング>
社員の多様な経験の機会を創出するため、各社、各部署から募集したポジションの求人をグループ全体に公開し、
各求人への応募者の中から選考を実施。合格者については、翌年に該当部署への異動を実現します。

GRIT

社員が成し遂げたいことを起案し、“やり抜く力”を発揮して事業創出に挑戦するプログラムです。最終審査通過者は専門部署に異動し、本格的に事業創出に取り組みます。

キャリア開発の支援

キャリア申告

社員1人ひとりが、自分自身の人生やキャリアに対して内省を行い、更なる成長につなげるため、また会社が、職場環境や社員のキャリア志向を把握し、適正配置や人材育成などの人事施策につなげるために、キャリア申告を実施しています。キャリアの棚卸しを行うだけでなく、上司との1on1を通じて内省を深める機会とし、社員1人ひとりの自律的なキャリア開発につなげています。

キャリア申告

キャリアサポート面談

社員のキャリア開発や心身の健康管理をサポートするために、産業カウンセラー資格やキャリアコンサルタント資格を有する社員を中心とした「キャリア・サポーター」を設置しています。定期的にキャリア面談を実施し、個人のキャリア相談への支援や職場に対する要望や個人事情等の確認を行うことで、社員各人のキャリア形成に寄与しています。

キャリア開発学習機会

<デジタルリテラシー学習会(入門編)>
40歳台・50歳台の社員を対象に、リスキリングに向けたマインドセットと機会提供を行っています。特に2023年度からはリスキリングのポイントとして、デジタルリテラシーの学びを強化しています。

ここで言うリスキリングとは、さらなる成長や活躍に向け、自分を再開発するマインドセットとスキルの刷新の双方を指します。

人材育成

人材育成の考え方

「人材とはバランスシートに表れない最も重要な財産である」という考え方の下、経営の中心課題と位置付け、自らを高める向上心を育て、一人ひとりの成長を実現し、グループ理念実現に貢献する人材育成に力を入れております。

人材育成体系

2022年度より「経験の多様性」と組み合わせ、「適性の多様性」を増す人材育成へと視点を変え、人材育成体系を変更いたしました。
変更のポイントは①新入社員から部署長まで成長の対象とする、②経験の多様性と適性の多様性という考え方でコンテンツを整備する、③一人ひとりを主役とする、という3点です。成長の節目で適性の確認を行い、対話を通じて理解を深め、新たな経験をOJTとOff-JTで積むことで更なる適性の強化や拡大を進めます。

25.3期 育成体系詳細

Off-JT参加実績

人数(人) のべ日数(日) のべ時間(時間)
2023年度実績 2,034 116 20,952

上記学習体系図に掲載の無い、各職場での各種学習会・OJT等は含みません。

ハウス経営塾

ハウス食品グループ本社社長の浦上を塾長として、将来の経営幹部を養成するハウス経営塾を2012年より実施しています。単なる経営スキル、知識の学習だけではなく、経営者としての精神的軸(胆力)の養成を行っています。

ハウス経営塾

ソーシャルビジネス

ハウス食品グループでは、グローバル並びに日本特有の社会課題の抽出、解決に向けた取り組みを事業機会創出の機会と捉え、ソーシャルビジネスをテーマとした学習機会を提供しています。

<社会課題チャレンジ(留職)>
国内外における社会課題に取り組む企業や団体で、政府、NPO、企業など幅広い関係者と協働しながら、課題の抽出からその解決までをやりきる筋書きなしのプログラムです。(期間:3~9ヵ月)

2021年から新型コロナウイルス感染症の影響により、国内からグローバルに社会課題解決に向けた事業活動を行う企業や団体に社員を派遣しています。

特徴的な学習機会

<キャリア&チームデザイン学習会>
ダイバーシティ推進の一環として、上司と部下が合同で参加し、チーム(職場)づくりを通じた部下のキャリアデザイン形成とそれに関わる上司のマネジメント支援を目的とした学習会を開催しています。

<GROW2.0>
GROW2.0は新価値創出に向けた越境学習体験プログラムです。
本プログラムを通じた社外での交わりと日々の業務との往還を繰り返すことで、既存の価値観や考え方に違和感を見出し、固定観念や既存のルールから抜け出すきっかけとすることで、個人の創造指向を刺激し高めることを目的としています。

<CVCチャレンジ(公募制)>
CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)によって繋がりを持ったベンチャー企業での就労経験を通じ、経営・イノベーション・変革といったテーマの推進力を養うプログラムです。(期間:1年)

<新規事業チャレンジ(公募制)>
ハウス食品グループにおける立ち上げ期の新規事業へ主体的に参画することにより、新価値を創出し、最大化していく力を養うプログラムです。(期間:1~1.5年)

<ミッショングローバル>
ミッショングローバルは、アジア新興国(アウェイな異文化環境)に赴き、現地企業から課されたミッション(ビジネス課題)を試⾏錯誤しながら期⽇までに成果を出していく越境体験プログラムです。(期間:5日間)

グローバル人材育成

<海外現地法人チャレンジ(公募制)・海外トレーニー(指名制)>
グループ内外の人材交流を通し、今後の事業展開の推進・加速を担う人材育成を主眼とし、ハウス食品グループの海外現地法人に1~2年間研修生として派遣する施策を実施しております。海外での実務経験を通じて、グローバルビジネスを体感・修得するとともに、異文化環境における責任を持ったタスク推進やチームマネジメントを経験するプログラムです。

コンプライアンス学習会

グループ共通のコンプライアンス強化月間(上期「学習月間」、下期「推進月間」)を設定し、学習用資料を配付しての個人学習やコミュニケーションをテーマとしたオンライン学習会などを実施しています。
その他、「e-ラーニング」を活用してコンプライアンスの課題について自ら考える機会を設け、コンプライアンスの理解を深めています。

コンプライアンスについてはこちらから

自己啓発

<通信教育>
入社6年目までの社員を対象に、「マーケティング」「会計」「品質」「語学」「ビジネススキル」などの基礎知識を学ぶ、おすすめ16コースについて受講料の全額補助を行い、受講を推奨しています。
おすすめ16コース以外にも、全社員を対象に、139のコースについて受講料の半額補助を行っています(いずれもコースを修了することが補助の条件)。

<語学試験>
社内におけるETH(TOEICテスト)の実施、各種公開テスト(TOEIC、TOEFL、中国語検定)への受験料全額補助(各年1回まで)等を行っています。

<自分磨きベーシック>
希望するプログラム(最大500万円)をエントリーし、選考通過者には修了後会社が費用の半額を補助する制度です。社員が自身の成長を通じて会社・社会へ貢献していくために自己研鑽を行うことを支援しています。

<自分磨きデジタル>
DXリテラシー講座の提供と、国家資格であるITパスポートの受験料を全額補助する支援制度です。
自分磨きデジタルを修了すると「デジタルエントリー人材」として社内認定され、活躍の機会が広がります。

1~6年目学習会

入社1年目から6年目までをベース形成期と位置づけ、リテラシー・ベーススキルの習得やマインド醸成のための学習会を1~3年目まで定期的に開催しています。 入社4年目からは自身の適性の強化・拡大に向けて強みを伸ばし、啓発点を強化するため、公募型の学習機会にチャレンジできる仕組みを用意しています。

グループ合同新入社員学習会

2011年度まで各社毎に実施していた入社式を、2012年度よりハウス食品グループ合同の入社式として開催。入社式に引き続きグループ合同で学習会を実施しています。ハウス食品グループとしてより一体感を深める場となっています。

グループ合同新入社員学習会
グループ合同新入社員学習会

1on1ミーティング

生産性と学び向上のため、傾聴重視の対話により部下の振り返りと成長を支援する頻度を高めた上司部下のミーティングを行い、日常の業務の中で定着を図っています。

スパイスメーカーとしての活動

スパイスカレッジ

スパイスカレッジ

より豊かな食生活を願い、スパイスが広げる料理の可能性や新しい美味しさをお伝えする「スパイスカレッジ」を2006年から実施しています。
「スパイスカレッジ」は、スパイスは知っているけど使い方がよく分からない、いつもの料理にスパイスを使ってちょっと新しい美味しさに冒険してみたい等といった、お客様の声にお応えするために、スパイスライセンス制度で認定されたスパイスマスターを講師として派遣し、スパイスの具体的な使い方を体験していただき、スパイスの魅力をお伝えするものです。

スパイスライセンス制度

「スパイスカレッジ」実施のために必要な専門知識・スキルを持った人材の育成を目的とした社内資格制度です。

スパイスマスター

専門知識を持つ社内外の講師による「知識学習」「料理学習」「現場体験学習」などの養成トレーニングに参加して社内の資格認定試験に合格した社員に授与される称号。スパイスマスターは全国各地で行われる「スパイスカレッジ」の講師として活躍しています。

社員の声を聞く仕組み

ハウス食品グループ組織風土診断

社員が「働きがい」をもっていきいきと働くためには、多様性を受け入れ、チャレンジを後押しする風土醸成が必要であると考え、組織風土診断を行っています。また、診断結果を踏まえた改善活動を重要視し、各職場での「組織風土ガチ対話ワークショップ」での改善アクションの検討や、グループ全社課題の抽出・施策検討にまで診断結果を幅広く活用し、より良い風土醸成に取り組んでいます。

コンプライアンス調査

コンプライアンスに対する意識や浸透状況、情報管理や職場環境などのコンプライアンス上の課題を把握するためにグループ全社員を対象に毎年アンケートを実施しています。
アンケート結果は、各社社長・CSR活動担当部署役員および部署長へフィードバックし、それぞれ必要な対策を講じています。

相談・通報制度(ヘルプライン制度)

相談・通報制度(ヘルプライン制度)

コンプライアンス上の問題を早期に発見して解決するため、社員等が利用できる「社内ヘルプライン」(グループ共通窓口)を設置しています。
窓口には内部窓口のほか外部窓口として弁護士事務所や民間専門窓口があります。
民間専門窓口のなかにはハラスメント専用の受付窓口もあり、受付体制の充実を図っています。
実名での相談・通報を原則としていますが、匿名受付も可能にしています。
制度に対する安心感、信頼感を高めるために、相談者・通報者が明らかにならないよう細心の注意を払い、相談・通報内容の概略と対応結果を社内ポータルサイトに掲載しています。