「えっ?それでもいいの?」一緒に楽しみながら食事しよう。小さな子どもたちと、思い込みを捨ててごはんを楽しむコツ 6選

「えっ?それでもいいの?」一緒に楽しみながら食事しよう。小さな子どもたちと、思い込みを捨ててごはんを楽しむコツ 6選
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「今日のご飯はどうしよう」って、毎日悩んでいる方も多いのでは? 栄養のバランスを考え、昨日とは別のメニューにする……働きながら毎日違う献立を作り続けるのは至難の業。でも、作った人が笑顔でないと、おいしい料理を作っても本末転倒。料理や食事って、もっとラクに考えてもいいのかも。そこで今回は生活コラムニストのももせいづみさんに、子どもと一緒に楽しく食事をしながら毎日をすごすコツを伺いました。

【1】ごはんは作りながら食べたってオッケー!

食事の準備が全部できてから子どもを呼んで……というスタイルをちょっと変えて、「コーススタイルで食べる」という発想転換。まず、お腹がペコペコのところで子どもがなかなか食べない野菜や副菜を。これを食べながら、メインを焼いたり蒸したり。オーブンを使えばそばにいなくても焼き上がるのを一緒に待つこともできます。

「時にはおしゃべりに夢中で食べる手が止まってしまっても、途中で遊んでしまってもオッケー。ごはんは一人で全部準備しなくたって、みんなで作りながら食べていいんです。「焼けたかな?いいにおいだね」とおしゃべりしながら、調理もたくさん手伝ってもらいましょう。

【2】「掟破りの日」を作ろう

子どものためを思って、日頃禁止していること、我慢していること。その掟を破ってもいい日を作ってみましょう。たとえばわが家では「毎週水曜日は、アニメを見ながらごはんを食べていい日」で、金曜は一緒に自販機に好きな炭酸飲料を買いに行き、お風呂上がりに飲んでいい日でした。こんなガス抜きの日があると、嫌いなお風呂も金曜は喜んで入るようになり、私が怒る機会も減りました。上手なガス抜き、親子ともに大切かもしれませんね。

【3】たとえば「レトルトカレー品評会」、簡単な料理でも前向きに楽しもう

忙しい日々で、どうしても料理をできないことはたくさんあります。でも、それが続くと罪悪感につながることも。であれば、前向きに楽しむ知恵を。

たとえばレトルトカレー品評会。みんなで好きな商品を選んで、あれこれ言いながら食べ比べ。ラーメンも食べ比べたり、一番おいしい食べ方をネットで探して試したり。“手抜きをした”のではなく、“楽しんだ”という経験を子どもと一緒に。

【4】食べる場所を変えてみよう

料理がちょっとマンネリかな、と感じたら、「食べる場所」を変えてみましょう。
小さなベランダでも、簡易テーブルを出して夕日を見ながら食べればキャンプ気分ですし、時にはダイニングテーブルを別の場所に移動させるだけでも、気分が変わります。お弁当を買った日は、部屋の床にシートを敷いてお部屋ピクニックはいかがでしょう。水筒やかわいい紙皿で演出を。
天気の良い休日は、公園ランチ。手を抜いて楽しむ選択肢を増やしましょう。

【5】好き嫌いにこだわらないで

たとえば嫌いな人参をすりおろしてドレッシングにしたり、ピーマンを細かく刻んでハンバーグに混ぜたり……。好き嫌いをなくすためのこうした努力もありですが、無理に食べさせようとしても親子ともにストレスになってしまいます。大人になって自然に食べるようになる食材もありますから、あまり好き嫌いにこだわらないで、おおらかに食事を楽しんで。

中には農家に滞在してピーマンの収穫をしたり、地引網で魚を取ったりした経験から、嫌いだった食材を食べられるようになったという子もいます。子どもの好き嫌いがどうしても気になる人は、家庭の外での食体験の場も、ぜひ広げていって欲しいなと思います。

【6】外食を前向きに捉えよう、たまには奮発も!

外食は食事の経験を増やします。家の中だけではなかなか登場しない食材、味付けを楽しみながら、調理の手間もお休みを。世界の料理を楽しむなど、前向きに楽しんで。
予算があれば、たまには奮発して「本当においしいもの」を体験することも大事。味の記憶はいつまでも子どもの中に残ります。

最近、都市部ではUBER EATSなどの宅配も盛んになってきました。子どもが小さくて外食がなかなか難しいという人も、宅配やテイクアウトを上手に利用して、食の体験を増やしていきましょう。

【ハウス食品グループコメント】

COCO壱番屋でも、一部店舗で宅配やテイクアウト注文を承っています。量も、辛さや甘さも、トッピングも自由自在。ぜひご利用ください。

COCO壱番屋 宅配・テイクアウト注文(https://www.ichibanya.co.jp/takuhai/)

プロフィール
ももせいづみ

生活コラムニスト。All About「時短生活」ガイド。子育てをしながらフルタイムやフリーランスで働いてきた経験をもとに、忙しくてもすっきりと豊かに暮らすアイデアを発信し続けている。豊富なアイデアは男女、年代を問わず支持されており、メディア取材や本の執筆、講演などで活躍中。著書多数。

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