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料理分担を意識した、キッチンのシンプル収納術
コラム

料理分担を意識した、キッチンのシンプル収納術

夫婦で料理分担したい方、すでにしている方もキッチンを二人でうまく使えていますか。料理を多くつくる方が、つい物の置き場所などに自分ルールをたくさんつくってしまって、実は相手が使いづらくなってしまっているということも。ここではストレスフリーで効率よく料理分担をするためのキッチンの収納ポイントをご紹介します。

道具や器具を厳選することで料理に対するハードルを低くしよう

道具や器具を厳選することで料理に対するハードルを低くしよう

夫婦での料理分担。ああしたいこうしたいという理想はあっても、そこまでできていないという方も。分担の仕方をどちらかがメインどちらかがサブとしてしまいしわ寄せがいってしまっていたり、料理を得意な方が全てにパーフェクトを求めて納得しないというのもよくある例です。

家事全般についてのハードルを自ら上げてしまっているという話は、こちらの記事でも取り上げていますが、料理ができる方が家族がやりやすい環境を意識して整えてあげることも大切です。

例えば難しい操作が必要だったり、使い分けに知識が必要な調理器具があると、ハードルが上がってしまいます。

この野菜にはこのピーラー、煮込み料理用には鋳物鍋を使うといった細かなルールを守ってもらうのではなく、何にでも使える万能包丁を1本、鍋やフライパンは手入れしやすいテフロン加工のものを一つずつで十分と割り切ってしまえば、慣れない家事に取り組むにあたっての最初のハードルはぐんと下がります。

まずは家庭にある道具を見直して、本当に必要なものだけを厳選してみましょう。たとえば、こんな基準で残すもの/捨てるものを決めてみてはいかがでしょう。

■料理分担で使いやすいキッチングッズ
・それ一つで、いくつもの用途に使えるもの
・丈夫で長持ちするもの
・操作がシンプルなもの
・ほかの器具では代用がきかないもの

■あまりむいていないもの
・ひとつの用途にしか使えないもの
・使うのに知識がいるもの
・複雑な操作が必要だったり、使いこなすのにコツがいるもの
・流行もの

最近では便利グッズがたくさん売られていて魅力的ですが、料理分担を意識しながら吟味するのは大切なポイント。

用途が限られていたり、しまいづらかったりすることもあるのでしょうが、新しい道具や器具が欲しくなった時は、夫婦でしっかり話し合って、納得したものを買いましょう。調理家電など高価なものは、レンタルサービスを利用して試してから買うのが理想的です。

料理分担をしやすい収納のコツは、使う時のことを考えてしまうこと

使う器具や道具が絞れたら、次のステップはそれを使いやすく収納することです。収納も料理という家事の大切な一部。それに使いたいものがすぐに見つからないと作業効率が落ちて、どんどん家事が難しいものになってしまうからです。

収納についてもできる方が環境を意識して整えてあげることが大切ですが、この棚は高いから自分は届かない。ルールが細かすぎて自分の性格では守れる気がしないなど、話し合わないと気がつきづらい点もあるため、相談しながら決めていくのがいいでしょう。

キッチンの取り出しやすくしまいやすい収納のポイントとして以下の5つの例を挙げてみました。

1.吊るす収納/よく使うものはとにかく吊るす

1.吊るす収納/よく使うものはとにかく吊るす

吊るす収納の一番のメリットは、パッと見てわかりやすいこと。また、ワンアクションで手に取れることです。シンク上にバーなどを設置して、調理によく使うものは洗ったらすぐに吊るすようにしましょう。料理のレベルの高い人の方が物を多く使う傾向にあるため、吊るす物を決めてあげると、お互いが使うものが常に目の前にある状態に。また洗った後の乾燥もできて一石二鳥です。

2.立てる収納/取り出しやすさには立てるのがイチバン

2.立てる収納/取り出しやすさには立てるのがイチバン

鍋蓋や保存容器の蓋など平たいものは、本体とは別に書類ケースに立てて収納すると、取り出しやすくなります。似たような形のもの、似たような用途のものを集めて専用の場所を決めましょう。誰が使っても同じ場所に戻してもらいやすくなります。また収納に合うサイズの収納ボックスがないという場合は、段ボールなどで手づくりの収納ボックスをつくってもそこまで手間はかかりません。

3.見やすい収納/あまり物は透明な容器を利用した収納で見逃しを防止

3.見やすい収納/あまり物は透明な容器を利用した収納で見逃しを防止

残り物に何があるかわからずに放置されてしまうことはよくあります。使いかけの野菜や少しだけ残った惣菜などを冷蔵庫にしまう時は、誰が見てもわかるように透明もしくは半透明の容器を買ってきて保存するのがおすすめです。テプラを貼る、これはジップロックにという細かいルールは手間がかかったり家族が覚えきれないため、残ったものは半透明のタッパーに、古いものは取り出しやすいように下の段というルールにするといいでしょう。

4.収納しない収納/手が届かない場所へはそもそもしまわない

4.収納しない収納/手が届かない場所へはそもそもしまわない

吊戸棚の上の段や食器棚の上など、手が届かない場所に収納してしまうと、子どもや背の低い人は取り出すことができません。当たり前のようですが背の高い人は空いているからとついつい収納してしまいがち。使うたびに脚立や椅子などを持って来なければいけませんので、空間がもったいないと思わずに、あえて空にするのも手。収納する場合は、背の高い人がよく使うものを収めるのが効率的でしょう。

5.ラベルを使った収納/よく使うものだけ、誰が見てもわかるようにラベリング

5.ラベルを使った収納/よく使うものだけ、誰が見てもわかるようにラベリング

誰が使っても確実に元の場所に片付けることができて、その状態を保ち続けるためには、よく使うものは、戻す場所に道具や器具の名前を書いたシールを貼っています。最初は面倒に思うかもしれませんが、『えーとこれはどこへ戻すんだっけ』と判断せずに無意識にしまえるので、実はものすごくラク。お皿も同じ形のものを家族分+@程度に、特別な時に使うものは別に分けておくと誰でもしまいやすく、この状態をキープしやすくなります。

番外編:イベント収納/たまにしか使わないものは、細かく考えずひとまとめに

番外編:イベント収納/たまにしか使わないものは、細かく考えずひとまとめに

お正月の重箱、お客様が来た時用のグラス、子どもの催しものなどで使う紙皿や紙ナプキンなど、使う頻度が低いものは、形や大きさ別にはまとめません。どこへしまったか忘れてしまいがちですし、滅多に使わないので「イベント」というラベルを貼ってひとまとめにするなど、いざという時に探し回らずにすむようにしています。

シンプルにすることで、お互いが気持ちよく料理分担を

シンプルにすることで、お互いが気持ちよく料理分担を

料理分担をする目的は家族が余裕をもって気持ちよく過ごすこと。そのためには、キッチンの使い方にしても、自分ルールを押し付けるのではなく、お互いが納得しながらできる方法を見つけていくことが大事です。今回ご紹介したキッチン収納術を参考に、夫婦ふたりが気持ちよく料理できる場を作ってみてくださいね。

(原案/金子 由紀子)

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