日本式カレーとは
日本式カレーとは
日本において人気のあるメニューの1つで、家庭でも頻繁に作られます。とろみのある濃厚なソースとご飯を一緒に食べる料理で、ソースの具材には人参、ジャガイモ、玉ねぎといった野菜とお肉が使われることが日本では一般的です。

カレールウについて
日本の家庭でカレーを作る際は、カレールウを使って作るのが一般的です。 ルウとは、小麦粉、油脂、スパイス類、調味料などをじっくり加熱クッキングし、水分をとばしてうまみを濃縮して固形状にしたものです。カレールウを使うことで、失敗なく簡単に日本式カレーを作ることができます。
※ルウ(roux仏語)とはもともと小麦粉と油脂を炒めたものでスープ類のとろみ付け(つなぎ)として使うものをさす料理用語です。

日本式カレーの歴史
日本式カレーのルーツは、インドでの混合スパイス「マサラ」までさかのぼります。 インドのイギリス植民地時代に、混合スパイスがイギリスに持ちかえられた後にカレーパウダーに形を変え、それが19世紀前半に日本に入ってくることで日本式カレーがうまれました。
18世紀後半
イギリス人が混合スパイスをインドから持ちかえる。

19世紀初頭
イギリスの会社がカレーパウダーを製品化して売り出す。

19世紀後半
カレーパウダーが日本へ渡る。

19世紀後半~20世紀
日本式カレーのレシピがうまれ、メニューとして広がる。
