きわだちカレーの開発

素材の風味を生かした「きわだちカレー」の開発

近年、食の多様化が進む中で、より上質なおいしさを求めるニーズが高まっています。調理型カレー市場において、新しい切り口で、より上質なおいしさをお届けするために開発した製品が「きわだちカレー」です。

きわだちカレー

きわだちカレー

調理型カレーの形態について

調理型カレー製品の形態には「固形ルウ」「レトルトソース」「濃縮ペースト」の3つがあります。固形ルウの場合、製造時の水と油の分離や微生物制御の観点から、トマトペーストやチャツネ等、水分の多い素材原料を多くは使用できません。また、レトルトソースの場合、水分の多い原料を多く使用することはできますが、レトルト殺菌の強い加熱による風味変化で、素材の風味を生かすことは簡単ではありません。一方、濃縮ペーストは、水分の多い原料を使用することができ、かつ低温殺菌が可能であり、素材の風味を生かすことに長けている製品形態ですが、製品に含まれるデンプンが製品中で糊化※してしまうため、お客様の調理時にとろみをつけることが困難でした。

※デンプンの糊化とは:デンプンに水を加えて加熱すると、全体が糊状となり、粘度が発現することです。

糊化抑制技術で新しい濃縮ペーストルウを実現

従来の濃縮ペーストでは、調理時にとろみをつけるためにデンプンを大量に配合した場合、製造途中の加熱殺菌時にデンプンが糊化するため、ペーストが固形化してしまい、調理時に溶けづらく、とろみのあるソースを作ることが困難でした。我々は、デンプンと共に糖やデキストリンを配合することで、加熱殺菌時のデンプンの糊化を抑制する技術を開発しました。この技術を使用した新しい濃縮ペーストルウは、加熱殺菌後もデンプンが糊化していないため、滑らかな物性を維持しており、お客様の調理時にも溶けやすく、簡単にとろみをつけることができます。

濃縮ペーストルウ

濃縮ペーストルウ

スパイス加工技術を組み合わせて更なる上質化を実現

素材の風味を生かすため、カレーのキモともいえるスパイスの香りにもこだわりました。インドのスパイスの香りを抽出する技法を応用したスパイス加工技術(ホールスパイスを油で炒めて粗く挽く技術)により、スパイス本来の香りを抽出することで、華やかで香り高いカレーを実現しました。
ハウス食品の技術を集結し実現した「きわだちカレー」の美味しさを、是非一度、実感いただければと思います。

油で炒めたスパイス

油で炒めたスパイス

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