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野菜の有効活用、生の野菜をそのまま冷凍保存するダイレクトフリージング!!

野菜の有効活用、生の野菜をそのまま冷凍保存するダイレクトフリージング!!

毎日手軽に野菜を食べたい方におすすめなのが「ダイレクトフリージング」という野菜の保存方法。野菜を切ったらそのまま冷凍、使いたいときに使いたい量だけ取り出してそのまま調理できるので、圧倒的時短&野菜の保存が可能になるのです。その基本の手順と向いている野菜、さらに調理方法までご紹介します。

「ダイレクトフリージング」とは?

「ダイレクトフリージング」とは?

「ダイレクトフリージング」とは、洗った野菜を調理しやすい大きさに切り、生のまま冷凍する保存方法のこと。使うときは、凍ったままの野菜をそのまま加熱調理することができるので解凍の手間も不要。野菜の味を損なうこともなく、手軽に食べることができます。

■メリット:これまでは「茹でて冷ましてから保存」「下味をつけてから保存」「調理してから保存」といった手順を踏んで冷凍していた方も多いかもしれませんが、そんな手間を割愛。手順が減るので楽ちんで保存でき、しかもカットされているので調理の手間が減ります。また、余らせがちな野菜も、腐らせたりダメにしたりすることが減るので、余すことなく有効活用できます。

■注意点:ダイレクトフリージングに向いた野菜とそうでない野菜があります。また、凍ったまま加熱調理が必須なので、調理法が限定されます。特に生食はできないのでご注意を。たとえば、買ってきた野菜の半分は生でいただき、残った半分を冷凍するなどしていただくと、バランスよく、いろいろな調理法の野菜料理を楽しめるのではないでしょうか。

ダイレクトフリージングの基本の手順

ダイレクトフリージングの基本の手順

<必要な道具>

  • 冷凍用密閉袋(ジップロックなど)
  • 金属製トレイ
  • 金属トレイ上で冷凍すると、野菜を素早く冷凍できます。

<基本の手順>

1.野菜を洗い、水気を切り、調理しやすい大きさに切る。※切り方は基本的に薄切りで。

1.野菜を洗い、水気を切り、調理しやすい大きさに切る。※切り方は基本的に薄切りで。

2.冷凍用保存袋に入れ、空気を抜き、平らにする。※詰め過ぎない。重ならないようにするのがポイント。

2.冷凍用保存袋に入れ、空気を抜き、平らにする。※詰め過ぎない。重ならないようにするのがポイント。

3.金属製トレイに乗せて冷凍庫へ。

3.金属製トレイに乗せて冷凍庫へ。

既に凍った野菜は、立てて保存すれば取り出しやすく省スペースに。

既に凍った野菜は、立てて保存すれば取り出しやすく省スペースに。
※保存の目安期間は1か月です。

向いている野菜とそうでない野菜

向いている野菜とそうでない野菜

◎ダイレクトフリージングに向いている野菜類

  • きのこ類:石づきを切り落とし、割いたり、切ったりしたものを冷凍。
  • 玉ねぎ・ねぎ:玉ねぎは薄切りに、ねぎは斜め切りにして冷凍。ねぎは薬味用に小口切りにしたものを冷凍しても◎。
  • キャベツ・白菜などの巻いた葉野菜:ざく切りにして冷凍。
  • 小松菜・春菊などの葉野菜:株元を切り落とし、ざく切りにして冷凍
  • 大根・にんじんなどの根菜:薄いイチョウ切りか半月切りにして冷凍
  • かぼちゃ:種とワタを取り除き、皮ごと1㎝幅ほどのくし切りにして冷凍
  • ブロッコリー・カリフラワー:小房に切って、冷凍。

✕ダイレクトフリージングをおすすめできない野菜類

  • じゃがいも・さつまいもなどの芋類:揚げれば風味そのままで食べられますが、調理法が限定されます。また、常温保存もできるので、わざわざ冷凍しなくてもいいかもしれません。
  • トマト・キュウリ・なすなどの果菜:水分が多い野菜は、解凍・調理したときにグズグズになってしまうので、おすすめしません。

ダイレクトフリージングの野菜を活用した調理法4選

調理の際は、ダイレクトフリージングした野菜を、袋から必要量だけ取り出して、そのまま使えばOK。すでに切ってあるので手間が省けて、大幅に調理時間を短縮できます。

では、実際にダイレクトフリージングを活用した調理例をいくつかご紹介しましょう。

【煮る】あっさり仕上げる時短カレー

ダイレクトフリージングした野菜は炒めずに、煮るときになったら投入することで、究極の時短カレーを実現。あっさりとした仕上がりのカレーです。

【煮る】あっさり仕上げる時短カレー

<材料(4皿分)>

  • 玉ねぎ(ダイレクトフリージング):100g
  • にんじん(ダイレクトフリージング):60g
  • 豚肉(薄切り、小間切れなど):100g
  • サラダ油:大さじ1
  • 140gこくまろカレー<中辛>:1/2箱
  • 水:500ml

<作り方>

  • 厚めの鍋にサラダ油を熱し、豚肉を色付くまで強火で炒める。
  • 水を加え、沸騰したらダイレクトフリージングした玉ねぎとにんじんを加える(※野菜の種類・量はお好みで)。
  • アクが出てきたら取り除きながら、7分ほど弱火でコトコト煮込む。
  • 火を止めて、カレールウを溶かし入れたら、弱火で10分ほど煮てできあがりです。

※じゃがいもを入れる場合は豚肉と一緒に炒め、煮込み時間を15分に。ダイレクトフリージングしたかぼちゃをプラスするのもオススメ。

【焼く】具沢山のマカロニグラタン

ダイレクトフリージングした野菜を乗せるだけ。グラタンクイックアップを具なしで作り、耐熱容器に入れたら、好みの野菜を並べて焼くだけで超時短グラタンが実現! お好みで、ハムやベーコンを入れても◎。

【焼く】具沢山のマカロニグラタン

<材料(4人分)>

<作り方>

  • 鍋にソースミックス、水、牛乳の順に入れてよく混ぜ、マカロニを加えて中火にかけ、かき混ぜながら煮る。沸騰したら火を弱めて、さらにかき混ぜながら約3分煮る。
  • 耐熱容器に移し、上にブロッコリー、しめじ、かぼちゃ、チーズをのせたらオーブントースターで7~8分焼く(オーブンの場合は210℃で10分が目安です)。

【スープ】シチューミクスで時短クリームスープ

具材はダイレクトフリージングしたもので臨機応変に。シチューミクスが味をキレイにまとめてくれます。玉ねぎ・ほうれん草・大根・にんじん・きのこ類などもおすすめです。

【スープ】シチューミクスで時短クリームスープ

<材料>

<作り方>

  • 鍋にお湯を沸かし、白菜・しめじ・長ねぎ・あさりを加えて沸騰したら弱火で5分煮る。
  • いったん火を止めてシチューミクスを少しずつ振り入れて溶かす。
  • 再び弱火で時々かき混ぜながらとろみがつくまで約10分煮込み、牛乳を加えてひと煮立ちさせる。

【揚げる】カリッと仕上がる野菜かき揚げ

かき揚げと言えば、衣の材料を直前までよく冷やしておくことで、カリッとした仕上がりになるもの。ダイレクトフリージングした野菜なら、すでに冷え切っているので本当にカリッとした仕上がりのかき揚げを作ることができます。玉ねぎとにんじんは、細めに切ってあるものだと作りやすいです。

【揚げる】カリッと仕上がる野菜かき揚げ

<材料>

  • 玉ねぎ(ダイレクトフリージング):50g
  • にんじん(ダイレクトフリージング):25g
  • さくらえび:大さじ2
  • 小麦粉:大さじ3
  • 冷水:大さじ3
  • 揚げ油:適量

<作り方>

  • ボウルに小麦粉を入れ、冷水を少しずつ足しながら、粘らないよう箸で混ぜる。
  • 玉ねぎ・にんじん・さくらえびを加え、混ぜる。
  • 油を170℃に熱し、スプーンやフライ返しなどで揚げる分量をすくい、平らにならしたら、油にすべらせるようにして放す。30秒ほどしたらひっくり返し、1分ほどしたら引き上げる。

いかがでしたか? 炒める・煮る・揚げるのように、素材全体が一気に熱に包まれるような調理法にすると、冷凍した野菜がグズグズになることなく、野菜の風味が残ったまま調理可能なので、おすすめです。きのこは炊き込みご飯やピザの具材などにしても◎。

他にも、たとえば毎朝の味噌汁の具材に使えばとっても楽ちん。我が家では大根やきのこ類が頻繁に登場しています。また、薬味ねぎも、ちょっと使いたいときにサッと取り出せて便利。ねぎは生のままでは足が早いですし、毎回刻むと面倒なので、ダイレクトフリージングしておくと本当に便利です。

みなさんのご家庭でも、いろいろな使い方を試してみてください。

江戸野陽子さん
「野菜と豆腐の料理家」としてwebを中心にコラムやレシピを執筆。野菜と豆腐をおいしくいただく料理教室も主宰している。野菜・フルーツ・豆腐製品の選び方、保存方法、下ごしらえなどの解説や、おいしく食べるための情報を発信中。
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