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食べて摂っても効果アリ?コラーゲンと美肌の関係

食べて摂っても効果アリ?コラーゲンと美肌の関係

最近、肌の元気がない。若いころに比べてハリと弾力が減ってきたような気がする……。そんな肌のお悩み。よくコラーゲンがよいといわれていますが、でもなぜコラーゲンなの?肌の構造と肌が作られる仕組みを正しく理解して、美肌への道を一歩踏み出しましょう。

キレイな肌とはどんな状態のことを指すの?

そもそも、肌がキレイというのはどのような状態でしょうか? 私たちの肌は層を重ねたような構造になっていて、上から順に、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」と呼ばれており、この表皮と真皮の状態が肌のキレイに関わっています。

キメに関わる表皮
表皮は文字通り肌の表面にある層で、肌のキメの美しさに関わってきます。表皮の下にある真皮との間にある基底膜という部分から新しい細胞が生まれて、どんどん肌表面へと押し上げられていきます。これをターンオーバーといい、肌表面のキメの美しさは、このターンオーバーが正常かどうかに影響されます。

うるおいや弾力に関わる真皮
真皮は、肌のみずみずしさや、もちもちとした弾力、ふっくらとやわらかな手触りなどに関係しています。コラーゲンが網の目のように張り巡らされたスポンジのような組織で、網の目の間に、ヒアルロン酸やエラスチンなどがあります。

若い人の肌は、この網の目がしっかりとしていて、ヒアルロン酸が水分をたっぷりと抱え込むことができます。ところが、年齢を経ると、コラーゲンやヒアルロン酸の数は徐々に減っていきます。また、ヒアルロン酸やコラーゲンを作り出している線維芽細胞の働きも悪くなります。線維芽細胞は、自らがコラーゲンと結びつくことで、網の目を引っ張る役割もあるのですが、加齢とともにその力も弱まり、コラーゲンの網の目が緩んでしまいます。その結果、ハリが失われ、シワやたるみとなってしまうのです。

キレイな肌とはどんな状態のことを指すの?

ちなみに、コラーゲンやヒアルロン酸、線維芽細胞にダメージを与える要因としては、加齢のほかに、紫外線や栄養不足、喫煙などの影響も挙げられます。特に紫外線の影響は大きく、同じ年齢でも戸外で活動する機会が多かった人は、そうでない人に比べてシワの数も多く、深く刻まれる傾向があることが知られています。

コラーゲンは食べて摂っても効果があるの?

コラーゲンは食べて摂っても効果があるの?

では、どのようにすればハリや弾力のある肌をキープすることができるのでしょうか。ひとつは、紫外線を避けるなどして、コラーゲンや線維芽細胞のダメージを少しでも減らすこと、もうひとつは、減った分を外から補うことです。

コラーゲンを多く含む食品には、大きく分けると動物性食品と海洋性食品があります。動物性食品とは豚足や牛スジ、鶏の皮、豚バラ肉など、海洋性食品とはウナギやクラゲ、エビ、スッポンなどです。そのほかには、ゼラチンの入ったゼリーなどにも多く含まれます。

もっとも、こうした食品を食べたからといって、口から入ったコラーゲンがそのまま肌に届くわけではありません。しかし、さまざまな研究の結果、食品などに含まれるコラーゲンは消化によって一度アミノ酸に分解され、肌のコラーゲンの網の目構造を保つことに役立ったり、線維芽細胞の働きを助けたりすることはわかっています。よくいわれているような、「スッポン鍋を食べた翌日に肌がプリプリになる」というのは、さすがにちょっと大げさですが、効果がないわけではないのです。

どうすれば効果的にコラーゲンが摂れる?

どうすれば効果的にコラーゲンが摂れる?

つまり、コラーゲンを多く含む食品を意識して摂るようにすれば、ハリや弾力のある美しい肌をめざせるというわけですが、難点はカロリーが高いものが多いこと。また、栄養のバランスという面でも、豊かな食生活という面でも、毎日こうした食品ばかりを食べ続けるのは、現実的ではありません。

そこで、サプリメントなどの力を上手に借りるのも方法のひとつです。毎日の食生活でなるべくコラーゲンを摂ることを意識しながら、足りない分は質の良いサプリメントで補うようにすればよいでしょう。おすすめは、ビタミンCと一緒に摂ること。コラーゲンが網の目構造を作る際に、ビタミンCのサポートが必要だといわれているからです。

また、サプリメントは摂りやすいですが一度に大量に摂っても使われなかった分は排出されてしまうため、少量ずつ継続して摂る方がよいでしょう。

美肌は一日では作れません。紫外線を避けたり、食生活を工夫する、継続的にサプリメントを摂るといった毎日の生活のなかでできる小さな努力をコツコツと積み重ねれば、カラダが本来持っている、コラーゲンを作る力も高まり、少しずつ肌がキレイになっていきますよ!

蘇原 しのぶさん
医師。東海大学医学部卒業後、北里大学病院皮膚科、獨協医科大学病院皮膚科を経て、2016年にしのぶ皮膚科開業。 皮膚科・皮膚外科歴16年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオなどのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。
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