普段作っている“お家カレー”がもっとおいしく見える、写真映え必至のコツとポイントをご紹介します。更に、雰囲気よく撮影する方法を知っておけば自信を持って写真が投稿できちゃいますよ。少しのポイントでおいしいお家カレーを更に楽しみましょう!
まずは「ごはんの色」を変えると、手軽に写真映えが可能になります。たとえば、パセリを刻んだものを加えて“緑色”、紫キャベツのサラダを混ぜれば“紫色”のごはんが簡単にできあがり、しかもごはんがおしゃれになるんです。
また、サラダ用の水煮豆やオリーブの実を混ぜてごはんに模様を作るのも面白いのでぜひ試してみてほしい方法です。
色のついた食べ物や他の食べ物を混ぜて白いごはんにアクセントをつけてみると、これだけでいつものお家カレーが他とはちょっと違った雰囲気になりますよ。もちろん栄養価もアップできて一石二鳥です。
もう1つ、カレーをおしゃれに演出する方法として“トッピング”を楽しんでみましょう。ベビーリーフ・レタスを混ぜたグリーンサラダや、千切りにしたにんじんのサラダなどを用意して、いつもの“カレーとごはん”にボリュームと色を加えることができます。
また、おつまみでよく利用するローストしたミックスナッツやクラッカーを散らせば、カレーに歯ごたえを加えることができ、食べた時に楽しいアクセントになります。
もう1つおすすめのトッピングは、水切りヨーグルトです。水切りヨーグルトでカレーに酸味と乳製品のまろやかさを加えることができ、簡単に味の変化が楽しめますよ。
こちらでご紹介したもの以外にも、ピクルスや生クリーム、粒マスタードなども優秀なトッピングになります。どれもカレーにとても合うものばかりですので、お好きなトッピングを用意して、好きなものを乗せるようにすれば、食べる方それぞれのオリジナルのカレーができますし、食事時の楽しい演出にもなります。「お家カレー」をどのように食べているのか? というのは意外とみなさん興味もあることなので、より写真映えもしそうですね。
普段はどのようなお皿でカレーを食べますか? “カレー皿”として販売されているお皿もありますが、実は明確な定義がないのも事実です。
形も丸や楕円、四角にするのか、平皿、深皿にするのか、和食器、洋食器を使うのか、お皿の色は濃いめにするのか、淡い色にするのか……で、「お家カレー」も雰囲気が変化しますよ。
ちなみに「お家カレー」を落ち着いて食べたい場合は、お皿の色は鮮やかすぎるものよりも少し落ち着いた色のお皿を選んでみるのをおすすめします。ホッとするような優しい落ち着いた雰囲気になります。
逆に鮮やかな色を選ぶと、元気が出るような雰囲気だったり、少し上品な雰囲気になります。その日の気分に合わせて選ぶとよいですね。
カレーを盛り付けるお皿を決めたら、全体をカラーコーディネートする気分でごはんとトッピングを選んでみてください。
たとえば、グレーの深皿に紫キャベツを混ぜたごはんとグリーンサラダをトッピングしてみました。ヘルシーで少し大人っぽい雰囲気です。
こちらは黄緑の平皿にサラダ水煮豆を混ぜたごはんとにんじんのサラダの組み合わせです。お皿の雰囲気に合わせてかわいい雰囲気にまとめてみました。
水色の深皿にパセリを混ぜ込んだごはんにローストナッツをトッピングしました。こちらもお皿の色に合わせて全体をさわやかなイメージにしてみました。
いかがでしょうか? それぞれ雰囲気が違う感じに仕上がっていると思います。組み合わせに間違いは存在しませんので、お洋服をコーディネートするように、お皿、ごはん、トッピングを考えてみるのも楽しいですよ。他とはちょっと違う、人目を引くオリジナルのひと皿の完成です!
手軽に誰でも素敵な写真が撮影できるのは太陽光を利用した自然光での撮影です。
撮影の時間は太陽の光がたっぷりとある午前中からがベストなタイミングとなりますので、家事が落ち着いた合間や、休日の時間のある時に撮影してみてくださいね。
太陽光が入るお部屋の窓のそばが撮影の最適なポジションと言われていますが、お部屋を見渡してみて、撮影に最適な場所を確保してください。何度か撮影していると“ここが一番きれいに撮影できるなぁ”という場所が必ずあります。
お料理を自分の見せたい箇所にフォーカスして、シンプルにカレーだけを撮影するのも素敵ですし、周りの雰囲気をフレームに入れ込んで“食事の雰囲気”を撮影するのも人目を惹きつけて写真映えします。
お皿の色や形、ごはん、トッピング、雰囲気などこだわってみると“素敵だなぁ、おいしそうだなぁ”と共感していただけるおいしそうな写真を必ず撮影できるようになりますよ。どれか1つでもチャレンジして、それぞれの「お家カレー」を楽しんでみてくださいね!
フードスタイリスト。雑貨店やインテリアショップで食関係のイベントを数多く手掛けた後、フードスタイリングと料理を勉強し、料理家アシスタント、料理講師などを経て独立。テレビや雑誌等のフードスタイリングのほか、料理教室を主宰するなど幅広く活動している。
循環型モデルの構築、そして健康長寿社会の実現に向けて取り組みを行っています。
ホームアクティビティHouse E-magトッピングとごはんをコーディネートして、いつものお家カレーが写真映え!