ハウス食品株式会社 平成24年3月期 第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)連結経営成績に関する定性的情報

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東日本大震災および原子力発電所事故の影響で東日本を中心に企業活動が制限されるなか、消費動向は復興に向けた持ち直しの兆しが一部に見られるものの、依然として厳しい状況が続いております。

当社グループは、このような先行き不透明な市場環境下ではありますが、企業理念である“食を通じて家庭の幸せに役立つ”という食品企業としての社会的使命を今こそ全うし、日本の元気を支える一助となるべく、事業活動を進めております。

売上面におきましては、ルウカレー・レトルトカレー製品につきまして、震災後の需要が幾分緩和されたものの引き続き継続し、比較的順調に推移したことに加え、子会社ハウスウェルネスフーズ㈱の飲料製品も着実に売上を伸ばしました。しかしながら、「ウコンの力」シリーズが外食機会の減少の影響もあり軟調な推移を示しましたほか、昨年5月末に譲渡したミネラルウォーター事業の売上が前年同期には計上されていたことから、当第1四半期連結累計期間の売上高は539億50百万円、前年同期比0.3%の減収となりました。

一方利益面では、原材料の上昇はあったものの、主力製品が堅調に推移するなかで、引き続きコストダウンに注力するとともに、子会社の収益改善にも取り組んでまいりました。加えて、震災の影響で費用の発生が遅れたことや夏場の電力制限を見越して製品在庫を厚めに持ったことなどから、営業利益は53億55百万円、前年同期比63.8%の増益、経常利益は55億36百万円、前年同期比60.5%の増益、四半期純利益は31億82百万円、前年同期比106.0%の増益となりました。


セグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。


<香辛・調味加工食品事業>

ルウカレー製品は、主力の「バーモントカレー」が順調に推移したことに加え、「ジャワカレー」が販売促進活動も奏功し売上を大きく伸長しました。また、レトルトカレー製品では、「カリー屋カレー」が引き続きご支持をいただきました。また、本年6月には、暑い時期に温めずに食べていただける「夏のカレー」「冷やしカレーうどんの素」を期間限定で新発売しております。

スパイス製品は、一部の商品が昨年マスコミで大きく取りあげられた反動等もあり「洋風スパイス」「ギャバンスパイス」が減収となりましたが、「ねりスパイス」が品質と価格のバランスがお客さまに受け入れられ、引き続き売上を拡大しました。

シチュー・ハヤシ製品は、家庭での作り置きメニューの需要が増えたこと等から、主力の「北海道シチュー」「完熟トマトのハヤシライスソース」が好調に推移しました。

スナック製品は、「とんがりコーン」のバラエティ製品の発売を延期したことから、予定していた店頭での販売促進企画が減少し、苦戦を強いられました。

デザート製品は、ロングセラーの「フルーチェ」が好調に推移したことに加え、6月に新発売した「フローズンフルーチェ」が、夏場に向けた気温上昇にあわせて、スムーズに市場に受け入れられました。

以上の結果、香辛・調味加工食品事業の売上高は314億80百万円、前年同期比4.3%の増収、営業利益は31億17百万円、前年同期比9.9%の増益となりました。

<健康食品事業>

健康食品は、もっちりとした食感が楽しめるバータイプの栄養調整食品「パワーランチ」が、近畿以西に販売エリアを拡大し、順調に売上を伸ばしました。しかしながら、「ウコンの力」が、宴会やイベントの自粛ムードが広がりましたことから、前年を下回る実績となりました。

子会社ハウスウェルネスフーズ㈱の健康食品事業は、C1000シリーズの飲料製品が堅調に推移するなか、バラエティ製品「C1000 ビタミンレモン ストロングアップ」をコンビニエンスストア・駅売店限定で新発売したことなどから、前年同期実績を上回りました。

以上の結果、健康食品事業の売上高は126億90百万円、前年同期比0.3%の減収、営業利益は15億85百万円、前年同期比364.4%の増益となりました。

<海外事業>(現地通貨ベース)

米国の大豆事業は、アジア系に加えて米国系マーケットにも積極的にアプローチし、取扱いが拡大したことなどから、売上を大きく伸長しました。

中国の加工食品事業は、家庭用ルウ製品が目標を下回りましたものの、業務用ルウ製品で新規取扱ルートの開拓が奏功したことや、昨年7月より発売しましたレトルト製品が売上に寄与し、全体では増収となりました。

カレーレストラン事業は、米国・中国・台湾・韓国の全エリアにおきまして、新店・既存店とも全般的に高いご支持をいただき、前年同期実績を上回りました。

以上の結果、円ベースでは、海外事業の売上高は31億25百万円、前年同期比6.4%の増収、営業利益は2億67百万円、前年同期比6.9%の増益となりました。

<運送事業他>

子会社ハウス物流サービス㈱の運送・倉庫事業は、ミネラルウォーター事業譲渡に伴う当社受託量減少の影響がありましたが、グループ外での物流業務の受託拡大が進みましたことから、前年並みの水準となりました。

以上の結果、ミネラルウォーター事業の売上を当セグメントに含めていましたことも影響し、運送事業他の売上高は66億55百万円、前年同期比19.4%の減収、営業利益は3億79百万円となりました。

(2)連結財政状態に関する定性的情報

当第1四半期連結会計期間末の財政状態は以下の通りであります。

総資産は2,322億22百万円となり、前連結会計年度末に比べて34億11百万円の増加となりました。

流動資産は、商品及び製品等の棚卸資産が増加した一方、債券の取得等により現金及び預金が減少したことなどから、△15億55百万円減少の980億89百万円となりました。固定資産は、債券の取得や保有株式等の時価評価により投資有価証券が増加したことなどから、49億66百万円増加の1,341億32百万円となりました。

負債は482億59百万円となり、前連結会計年度末に比べて7億47百万円の増加となりました。

流動負債は、マーケティングコストなどの未払金が減少した一方、支払手形及び買掛金が増加したことなどから、7億84百万円増加の385億39百万円となりました。固定負債は、保有株式等の時価評価により繰延税金負債が増加した一方、リース債務・退職給付引当金が減少したことなどから、37百万円減少の97億20百万円となりました。

純資産は、四半期純利益により利益剰余金が増加したことや、保有株式等の時価評価によりその他有価証券評価差額金が増加したことなどから、前連結会計年度末に比べて26億64百万円増加の1,839億62百万円となりました。

この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は79.1%(前連結会計年度末は79.1%)、1株当たり純資産は1,719円54銭(前連結会計年度末は1,694円59銭)となりました。

(3)連結業績予想に関する定性的情報

平成24年3月期の連結業績につきましては、平成23年5月10日発表の業績予想からの変更はありません。

2.サマリー情報(その他)に関する事項

(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動

該当事項はありません。

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用

税金費用の計算

当連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。

なお、「法人税、住民税及び事業税」及び「法人税等調整額」を「法人税等」として一括掲記しております。

(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示

該当事項はありません。

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