食物アレルギーについて、ハウス食品グループがお伝えしたいこと ひとつのお鍋で、家族をひとつに。

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赤城智美さんコラム

食物アレルギーについて、赤城さんご自身の経験をもとにさまざまなエピソードをご紹介します。

コラム Vol.16
夏のプールでの
出来事

我が子はアレルゲンの食べ物さえ食べなければ、ぜんそくの発作もなく嘔吐も下痢もない元気な子どもでしたが、ひとたび何かを誤食すると呼吸困難や発熱などの激しい症状を起こし、それが落ち着いた後には皮膚の状態がとても悪くなりました。手や足の甲がカサカサでガビガビになるのです。運悪く夏にそんな出来事があると、手足のくびれも胴体も粉をふいたようになりました。そんな状態でプールに入ると塩素が皮膚の乾燥を促進してしまい、痒くなりかき壊して血だらけになりました。日頃から保湿剤を丁寧に塗り、プールから上がったら間髪入れずに保湿剤を塗り込まないとその日の夜は痒みが増したり皮膚が熱を持ったりして眠れなくなるのです。

担任の先生には日頃から食物のことで細かく説明を聞いてもらい、お願いすることもたくさんあるのにさらに保湿のことまで頼むのは気が引けました。子どもが4歳になってからは、プールに入りたかったら保湿剤は自分でしっかり塗るように繰り返し本人に説明しました。その年は、皮膚の状態も悪化することなく夏を乗り越えられたので「偉かったね」とほめると「ううん。先生がいつもやってくれたから先生が偉いんだよ」と子どもに言われてしまいました。

本人が一生懸命自分でやっていてもチューブの蓋が閉められなかったり、チューブから中身がたくさん出てしまって困ったりしているうちに、先生が見かねて手伝うようになったのだと後日先生自身から教えてもらいました。子どもがまだいろんなことを1人でできないとき、周りの大人たちが笑顔で手を差し伸べてくれる環境は本当にありがたいものです。我が子には、素直に手助けを受けられる環境をつくってくれた先生は本当に偉いんだよ、と声を大にして伝えたい思いです。

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